【アメフト】コーチの役目って???
日大アメフト部の件は、アメフトに関わっている人間としてとても残念な事です。
そこでスポーツ(アメフト)におけるコーチの役割について、僕が思う事、そして経験してきたことを書いて見たいと思います。
まず前提として、コーチとは、元々「馬車」を意味する言葉でした。
目的地に導くもの=馬車=コーチ=勝利に導く
このようにして、コーチという言葉が生まれたとどこかに書いてありました(笑)
コーチは日本語でいう、指導者。
ある競技を指導する人をまとめてコーチと言っていますが、会社で仕事を教えてくれる先輩なんかもある意味コーチですね!
僕も実際に選手時代は、コーチと共に勝利を目指していました。
学生アメフト界では、大半が学校のOBがコーチをしています。
なのでその学校の特色はよくでますね!
僕が一番お世話になったコーチもOBの方でした。
20歳くらい差があったかと思います。
コーチとして、戦術やテクニック、当然基礎を多く知っていて色々聞きました。
試合週になるとコーチの職場や自宅でほぼ徹夜になってミーティングしていましたね.....
このコーチは、社会的マナーをとても厳しく指導されました。
挨拶、返事、メールの書き方、義理と今でいう昭和風コーチですね。
ただ口だけうるさいのでなく、コーチ自身が、そういう事をちゃんとやっていました。
アメフト界は意外と知られていないですが、厳しい縦社会です。
それはOBになろうとコーチとして知り合おうと関係ありません。
当然、コーチにも先輩がいて先輩の前ではきちんとと敬語を使っていました。
そういう姿を見ていたので、ぼくたち選手は、口うるさく言われても従っていたんだと思います。
昭和的コーチも、怒鳴り散らす&暴力的というところが一番に取り上げられますが、それはお互いに尊敬して信頼し合える仲だからこそそういうことが可能だったんだと思います!
今は、多くの情報社会、手本にするもの、事が沢山ある中で目の前のコーチはどういう風に映っているんでしょうか。
ただ情報というのは一方通行で往復がありません。
今の時代、情報という一方通行の社会でなく往復というコミュニケーションが取れ事が重要なのではないでしょうか。
それは、選手の目線、立場に立ってコーチをする。
多くのコーチと言われる立場の人間は、昭和的一方的な指導を受けて育ってきました。
なので今のコーチに求められることは、教わった事を教わったままの表現で教えるのでなく、今の表現に変換してコーチングすることを求められているのでないかと思っています。
下記で紹介している映画
「コーチ・カーター」バスケ部のストーリーで選手時代、モチベーションを上げるのに見ていました。
今見るとまた違った視点で見れていいですね!
興味があれば、是非見てみてください!
コーチ・カーター スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2006/09/08
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 31回
- この商品を含むブログ (37件) を見る