【アメフト】週末コーチに求められることって？

コーチとは？
この疑問はコーチをやっている間、耐えることのない疑問の一つだと思います。

昨今、話題になっているアメフトの件からこのような記事を見つけました！

スポーツ雑誌の大手、Number ですね！

この記事を読んで改めて僕のコーチ論を考えました。

僕は2つの事をいつも年頭においてます！

・アメフトを好きになってもらう。
・アメフトを通じて次のステージで活躍できる人間性を育てる

僕はコーチを初めて5年経ちますが、ずっとこの2つだけを考えていました。
正直、アメフトが上手くならなくてもいいという考えです。

僕自身、アメフトから色々教わりました。

【規律】、【礼儀】

【ひと付き合い】
多くの選手とアメフトの意見交換をしたり
アメフトだけでなく、共存についてもよく考えました。

今の時代、人材は宝です。部活動人口も減り一人の力が大きいです。
ですから、どれだけ人の良い部分、得意分野をみつけてあげれる事が重要になります。

また、時には、コーチから社会についてを学んだり。

【癒し】
私生活で傷ついた(失恋ではない)心をアメフトが癒してくれたこともありました。

自分の中でもまとめきれないほど、アメフトを通じて色々な事を学び、
アメフトが自分の中でどれほど絶大なものかよくわかっています。

僕の教えている選手たちにはこういうことを感じてもらえたらなと切に思っています。

だから上手くなってもらおうなんて思っていないです。

コーチとして必要な物、それは選手に対しての愛情だと思います。

学生スポーツのコーチには来年があります。
学生スポーツの選手には来年がありません。

学生スポーツ、それは青年の青春の1ページに大人が入り込んでいるんです。
その大人がどれだけの影響を与えてしまうか計り知れません。

学生は漫画のように大恋愛をして、綺麗な学生生活を選ぶ事ができたのに、あえて部活動という選択をして、自分を磨いているんです！

そんな、学生に何を教えてあげるか？
教室で教えてあげるような事を教えても意味がないんです。

日本での多くの学生スポーツ(アメフト)でのコーチという存在は、ウィークエンドコーチです。

平日は、サラリーマンとして働き、土日はコーチとして活動しています。
多くても週に2回です。

当然、家族のいるコーチもいます。
そうなると週に1回、もしくは2週に1回ほどしかコーチ活動はできません。

練習時間も2～3時間程度、その短い時間で教えれることは何でしょうか。

アメフトの技術を教えることも重要ですが、毎日見れるわけではないので、技術を教えても次回練習に参加すると教えたことと全く別なものに出来上がっています。

その中で本当に教えなければいけないことは何なのでしょうか。

コーチも10人10色、どんな表現で、どんな事をコーチするのか、再確認をするべきなのではないでしょうか。